マネジャーの役割と使命

改めてドラッガーのマネジメントを
読みました。

マネジャーとは何か?

ドラッガーは、
「組織の成果に責任を持つ者」
と定義します。

「部下の仕事に責任を持つ者」ではないです。


組織の成果を上げるためには、
次の3点が重要と説きます。

①問題ではなく、機会に目を向ける。
②人の強みを引き出し、人の弱みを無意味にする。
③今日必要なことと将来必要なことのバランスをとる。

機会と人の強みに常に焦点を当てるところが、
ドラッガーの真骨頂です。


機会とはつまり問題を明らかにすることと私は考えます。

すごい会議の進捗会議でも、
プロジェクトの問題が次々に明るみに出ます。

問題が明らかになると、恐ろしい事実と向き合うこともありますが、
それが進捗会議の目的です。

その機会を得ると解決策を全員で考えますが、
これが機会なんだろうと思います。

乗り越えるべき壁です。

乗り越えればもちろん、
個人の成長と組織の成果を得れます。


さて、話は戻りますが、
マネジャーは特にこの2つに注力すべしと書かれています。

・「組織の成果」を上げること
・「部下の強み」に焦点をあてること

自分に対しても、部下に対しても、
「自らの強みに集中せよ」と述べています。

部下の成長が組織の成果につながる
プラスのサイクルを回すわけです。


そして、優秀なマネジャーは、
決して守りに入らない。

失敗を恐れて新しいことにチャレンジしない。
安全な発言しかしない。

そんな人は、組織の意欲を失わせ、
士気を損ないます。


改めて成果を意識し、
行動しようと決意した次第です。

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