ビジョナリーカンパニー

時代を超えて輝き続ける「偉大な企業」は、そうでない企業と何が違うのか。

この問題を解き明かそうとしたのが、
この本です。

偉大な企業になるために、
著者は組織としての3つの重要な仕組みを提言しています。

①不断の改善
②たくさん試して上手くいったものを残す
③社運を賭けた大胆な目標

「③社運を賭けた大胆な目標」に着目してみると、米ボーイング社が好例としてあげられています。

ボーイングでは経営陣が不可能に近い課題を技術チームに与え、
また経営陣自らも不退転の決意で経営資源を投入することで、
画期的な新型機「747」を開発したそうです。

またこの大胆な目標だけでは成り立たない、
経営陣の不退転の決意も合わせ持つことで、
初めて意味のあるものとなると結論付けています。

言い換えれば、不退転の決意を伴わない大胆な目標ほど、
意味のないものはないということです。

我々も最近はチャレンジングでビリーバブルな目標に向かって、
試行錯誤していますが、
これはビジョナリーカンパニーへの第一歩なのだなと確信しました。

また不退転の決意を行っていかなければならないですね。

最後に、そんなボーイング社の基本理念を記載します。

・航空技術の最先端に位置する。パイオニアになる。
・大きな課題や冒険に挑む。
・安全で質の高い製品を提供する。
・誠実に倫理にかなった事業を行う。
・航空学の世界に寝食を忘れて没頭する。

最後の項目がいいですね!

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