敵は、我にあり。

最近、東京オフィスのメンバーは、ひかるの推進により、

本を読む機会が増えてきているように思います。


そんな中で、今一度、心に留めるべきことを記したく。


書籍には”答え”のような言葉が並んでいます。

「営業とは、◯◯が成功の秘訣だ」

「マーケティングとは、△△を抑えろ」

「人生とは、、」などなど。


最近発売されたForbesの田坂広志さんのコラムにて、

面白い記述がありました。


"プロ野球の大打者であった落合博満氏が、

テレビで解説をしていたときのこと。

その日のピッチャーは切れ味の良いフォークボールが決まり

三振の山を築いていた。

それを見たアナウンサーが、


「落合さんなら、あの鋭いフォーム、どう打ちますか?」と聞いた。


その質問に対して、落合氏は飄々と、


「あーあのフォークは打てますよ。

あの球は、鋭く落ちるから、

落ちてから打ったのでは、打てない。

だから落ちる前に打てばいいんですよ。」


この話を聞いて、思わず「なるほど」と納得したと同時に、

この話の怖さに気がついた。

自分でもこのフォークが打てるように感じてしまったからだ。

その錯覚に気づいた怖くなった。”


本や、研修、先輩からの指導、

様々な場でこの錯覚は生まれます。


知識や知恵を、聞いただけで、”身につけた”と思い込んでしまう。

この錯覚。意識出来ていますか?

錯覚を勘違いしてしまっていると永遠に成長出来ないです。


田坂さんのコラムより、もう少し引用します。


”かつて「安打製造機」の異名をとった打撃の名手、

張本勲選手のところに、若手選手が相談に来た。


「張本さん、理想のバッティングフォームについて

教えて頂きたいのですが。」


この質問に対して張本選手はこう答えた。


「理想のバッティングフォーム?

もし、君が知りたいのならば、

一晩中、素振りをしなさい。

一晩中、素振りを続けて、

疲れ果てたときに出てくるフォーム、

それが君にとって一番無理のない理想のフォームだよ」”


本を読めば厳しい試練を超えずに高度なテクニックを得れると思うな。

楽して成功を手に入れれると思うな。


「敵は、我にあり」


ビジネスは野球なんだなぁ〜



16コメント

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  • yokkon-true

    2017.08.31 02:59

    @Tadanobuうっちーありがとう! うっちーのブログを見て刺激を受けて、ブログを再開することに決めました!ありがとう。 変化まで捉える。まさにその通り。
  • yokkon-true

    2017.08.31 02:58

    @Kitahashi hirokiひろき、コメントありがとう! 常に当事者、常に自分事やな。素直に自己否定し、成長につなげれる人がこの世界を変える。 この世界を変える気概があるやつが、会社の成長になり、世界を変える。
  • yokkon-true

    2017.08.31 02:56

    @ひかる、コメントありがとう! 本はCHANGEへの第一歩。気付きを得るツールとしては最強やね! 引き続き、棚王活動を頼みます!